Today's そうめん
そうめんの本道は、何といっても白そうめんでしょう。
Today’sそうめんのコーナーでは、現在最良と思われる
白そうめんを紹介致しましたが、いま以上の白そうめんを
作ることは不可能なのでしょうか?
このページではそうめんの本道白そうめんを極める為に
様々な提案・実験をしていきたいと思います。


素麺師が語る幻の白そうめんとは

7代目素麺師 池側義治氏は、昭和18年から6代目について素麺作りを始め、
長年にわたりそうめんを作りつづけてこられました。
現在でも8代目池側氏のそうめん作りを時々手伝われています。
そうめんのすべてを知り尽くした7代目の言葉に耳を傾けてみましょう。


昔のそうめん作りとは?
すべて自然の気候に合わせてそうめんをつくっておりました。
朝4時頃になると生駒山の方角をにらみ、今日・明日の天気を考えることから
1日が始まります。すべてが天日乾燥なので、天気が悪いと夜の12時頃まで
作業することも度々。ちょっと横になっただけで次の朝の作業に取り掛かった
もんです。それでも乾燥ができずにそうめんにならなかったこともありました。
作り方は昔と変わりましたか?
すべてが手作り、というわけにはいかなくなりました。品質を安定させるには
ある程度の機械化は必要です。昔は少しぐらいカビがあってもハケでとって
食べたもんですがいまでは大問題。湿度の管理は昔以上に大切になりました。
完全に乾燥させるために、天日と機械の風力乾燥を併用するのが一般的に
なってきました。倉庫の管理もできるだけ湿気を避けるように工夫しています。
そうめんのおいしさに変化がありますか?
大きくみたらそんなに変化はありません。ただ、残念ながら私が個人的に一番
おいしいと思うそうめんはなくなってしまいました。


えっ!それはどんなそうめんですか?
昔ながらの「厄」(やく)を越した作り立ての「新物」そうめんです。


To Be Continued!!

お問い合わせ: info@morii-food.co.jp
Tomorrow,s ページに戻る